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ハンドインハンド共済クラブの持つ社会的な影響
今まで積み重ねて来たハンドインハンド共済クラブの他にはないすべての障害を持つ人々への存在の価値観を高めて来たことか!!
車イス生活の私がハンドインハンド共済クラブの誕生によって、安心して外出が出来るようになりました。外出先で「お手伝いしましよう」と声をかけられて、よく車イスを押してもらいます。現在の腕の痛みがあり、全体的に体力のなくなってしまった私にとっては感謝すると共にとても助かっていました。
万が一、何か事故や怪我等があっても「私には保障が出来る!!」という安心感と自信が持てるようにもなりました。
この頃は、車イスの乗り物に乗っていながら、公共の電車やバスにも乗りますが、親切に案内して頂いたり、乗降する時、介助をしてもらう時など、駅員さん等に怪我などがあった場合でも、安心感があり行動する世界が大きくなりました。
以前は、疾病以外でも、障害があるために日常の中で、外出の時、旅行中でも常に介助を必要とする人々は、関わっている間に自らが捻挫などをしてもじっと我慢する以外に方法はなく、介助者に怪我等があっても、唯、謝る術しかなく、いつも社会に生きる「1人」として責任の取れる生活がしたいと希望していました。
現在の高齢化社会の中では、より複雑な障害を持っている人々や医寮の普及により生命の維持が長くなった人々には、ハンドインハンド共済クラブの役割の果たすことは多くなり、過去2年間で同一の病気で2週間以上の入院をされていない方、加入時に告知による審査は有りますが、障害のある人が誰でも加入出来る、日本で唯一、世界にも類がない共済です。
また、いつ何時、困っている人を助けることより、万が一の責任が相互に出来るパートナーシップーへの加入者の支援と参加されることを、障害を持つ当事者からの心からの願いでもあります。
ハンディーホイラーの会
理事長 中村 陽子
ユーロスロ
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